2015/06/19

E3 2015 私がうなったゲームBEST11


今年6/15~6/18にかけてロサンゼルスで行われたE3も終わりを迎えましたね。
今記事はE32015に登場したゲームの中から私がうなったタイトルをランキングにしていきます。ゲーム知識があること前提の記事なのでご注意を。

それではさくっと紹介していきましょう。



11.The tomorrow children


最新トレイラー

Q-Games開発のディストピア感あるクラフトゲーム。

11位のみランキングというより宣伝です。去年から興味を持っていたゲームで、今年のE3で晴れて〈2015年秋発売〉と判明しました。なので宣伝します。マインクラフトテラリアなどのクラフトゲーム好きな方は、今作にも挑んでみましょう。

[The tomorrow children 公式HP]

10.スターフォックス零


プレイ動画

名作復活。

かつて任天堂が送りだしたスターフォックスシリーズの堂々たる新作です。と言いつつ自分はスターフォックスに興味がありません。ではなぜランキングに入れた?

理由はふたつあります。ひとつは名作の久しぶりの新作だから。もうひとつは貴重なフライトシミュレーターだから。E32015をざっと見渡すと、フライトシミュレーター主軸のゲームは見当たりませんでした。No man's skyくらいでしょうか。

しかし純粋なフライトシミュレーターかと思いきやプレイ動画をみると違う様子。飛行機を乗り回すだけでは面白くないのが今のゲームといったところでしょうか。そんなことを考えさせられるタイトルでした。

フライトシミュレーターをどう発展させてくれるかに期待しつつ10位。

[スターフォックス零 公式HP]

9.Unravel


最新トレイラー

毛糸ゲームを作っていたのは任天堂だけじゃない。

Coldwood interactive開発の横スクロールゲーム。もはやゲームの主流でない横スクゲーム。ところがE32015でもいくつか新作の顔ぶれを拝めました。息が長い理由は、横スクの在り方が変わったから。

今作は横スクの新しい在り方がよく分かりますね。現在の横スクのほとんどはゲーム性で勝負しない。それよりビジュアル面で戦っている。毛糸のヨッシーなどもそう。横スクという形式がビジュアルを魅せるのにうってつけだからです。

いかにもゲームゲームしているエネルギッシュな体験は3Dゲームで味わう。一方で絵画を味わうようなゆったりした体験は横スクロールゲームで味わう。Unravelはさながら美術館に飾られた絵画です。



[Unravel 公式HP(英語)]

8.Recore


最新トレイラー

実力はまだ未知数。

稲船敬二さんの働くComceptArmature studioの共同開発。実はまだゲーム内容は判明していません。しかし開発関係者たちの実力が折り紙つきなので否応にも期待させられます。

特に稲船敬二さんの存在は大きいですね。正直、トレイラーを見たかぎりでは稲船敬二さんが関わっているようには見えない。だから本当にどういうゲームになるのか想像つかない。期待をこめて8位。

[Recore 公式HP(英語)]

7.Transformers:Devastation


プレイ動画多め

ほとんどベヨネッタじゃねえか!

プラチナゲームズ開発のアクションゲーム。トランスフォーマーといえば海外で大人気のロボットアニメ・玩具。それをまさか日本のゲームスタジオが作ることになるとは想像もしていませんでした。

プレイ動画をみると、まず目につくのは独自のグラフィック。これは恐らく初代トランスフォーマーのアニメを参考にしたものでしょう。トランスフォーマーのゲーム自体はすでにたくさん出ていますが、いまどき初代オマージュは珍しい。

ゲーム性がどうなるのかは分かりません。今のところはベヨネッタにそっくりな動きや演出が多くて……ちょっとどうなのかなと感じるところ。トランスフォーマーのゲーム新作、そしてプラチナゲームズの新作ということに期待して7位。

[2015/6/19時点では公式HPなし]

6.DOOM

プレイ動画

進化した王者。

id Software開発のFPS。そもそもDOOMといえば〈FPSをFPSにしたゲーム〉という偉大な存在。その4作目。

次世代ゲームにふさわしく匂いさえ感じさせる高グラフィックですね。DOOMらしい、プレイ動画を見ているだけで気持ち良い爽快なプレイ感も健在のようで。もちろん他にも様々な進化が垣間見られることでしょう。

しかしFPSは今やゲーム激戦区です。いくら王者といえども無傷ではいられないでしょう。そういう不安も感じさせるので6位。

[DOOM 公式HP]

5.Star wars battlefront


プレイ動画

圧倒的な原作再現。

EA開発のアクションゲーム。アクションと書きましたが実際のゲーム内容はFPS、フライトシミュレーター、チャンバラ、なんでもあり。しかしそれこそがスターウォーズの再現にふさわしい。

プレイ動画であらためて感じましたが本当にスターウォーズの効果音は良い。いかにもSFの音って感じなのに安っぽくない。そして誰の耳にも明らかな独特の雰囲気。たまりません。

マルチプレイは最大40人対戦ができるそうです。この大人数、もはや本当の戦争といっても過言ではありません。あらゆる要素が大きくてパワーがあるので5位。

[Star wars battlefront 公式HP]

4.Dishonored2

最新トレイラー

ステルスゲームの新風ふたたび。

Bethesda Softworks開発のステルスFPSでDishonoredの続編。まだプレイ動画が公開されていませんが、操作感は前作と変わらないでしょう。つまり隠密者になることも殺戮者になることも自由というわけです。

近頃は今作みたいにチャンバラできるFPSも増えました。私の大好物です。また今作は主人公が男女両方いるそうで。どちから選ぶのか使う場面がストーリーで決められているのか、まだ分かりません。選んで使えたらいいなあ。

[2015/6/19時点では公式HPなし]

3.For honor


プレイ動画

騎士、海賊、侍、戦う。

Ubisoft開発のチャンバラアクションゲーム。騎士、海賊、侍という時代も場所もゴチャゴチャな三勢力が合戦をするようです。Ubisoftが本気で作ったドリフターズとでも言いましょうか。混沌とした設定が絶妙なケレン味を発揮しています。

もちろんゲーム性は本気で作られているようです。戦いはチャンバラがメイン。敵の剣戟を弾いたり、蹴って体勢を崩したり。本格的で迫力あるチャンバラにかなり期待しています。あと単純に発想が好きなので3位。


[For honor 公式HP(英語)]

2.Fallout4


プレイ動画多め

ヒットの約束されたゲーム。

Bethesda Softworks開発のオープンワールドゲーム。BethesdaのオープンワールドといえばSkyrimFallout3など、評判の良いゲームばかりですね。そんな後輩たちの英知を受け継いでさらに進化した恐ろしさ。

グラフィックは次世代ゲームらしさを感じるほどではありません。が、そんな弱点は他の要素を前にすると意味をなさないでしょう。いつも通りの超質量オープンワールドに加えて、家や武器をこねまわせるクラフト要素まで混ざってきました。

もはやオープンワールドゲームどころかクラフトゲームすら取って食いそうな風格です。私がここで紹介せずとも、ありとあらゆるゲーマーが手に取り、ダウンロードし、名前を覚えることになるでしょう。2位。

[fallout4 公式HP]

さて、いよいよ1位のご紹介。

・・・

・・




1.Horizon zero dawn


最新トレイラー&プレイ動画

あふれ出る次世代ゲーム感。

Guerrilla Games開発のオープンワールドゲーム。ゲームの内容でみるなら恐らくfallout4を1位にするべきでしょう。しかし続編ものよりは完全新規タイトルを1位にしてあげたいところ。

今作の舞台は発展した文明が滅んだあとの地上、原始的な生活に後戻りした人間が生きていく。地上は恐竜型のロボットたちが頂点に立っており、それを狩っていくことになるわけです。あえて言えば〈ゾイドを狩るゲーム〉ですね。

最近、商業やインディーズを問わずハンティングゲームが増えてきています。しかしこの独自の世界観は他では見られませんでした。ありそうでなかった世界観を形にしてくれた点がとても評価できます。

アクション面では自由な動きができつつ、弓矢による遠距離戦が主軸な様子。また銛をつかって敵の動きを止めたり、敵から奪い取った兵器を利用したりで、もっと様々な戦い方ができそうですね。

1位にした理由はやはり、ありそうでなかった世界観でしょうか。みなぎる新鮮味と手堅そうなゲーム性に強く惹きつけられます。あと個人的には主人公が女性であることも見逃せない。キャラクリエイト可能という情報もありますがソース探し中。

(ゲームとはあまり関係ありませんがタイトルロゴの作りが好みです。タイトルフォント自体はかなり崩されている一方、zero dawnの文字をタイトルに収めるように配置。なので野性的な雰囲気と洗練されたまとまりが感じられますね)

[2015/6/19時点では公式HPなし]



まとめ

私としてはE32015はムチャンコ楽しめました。ランキングに入れたゲームはもちろんランキングに入れなかったゲームも含めて興奮させられたタイトルばっかり。

E32015で感じたのはオープンワールドゲームのさらなる高密度化です。Fallout4が良い例。裏を返せばオープンワールドゲームはそのくらい密度が高くなければいけなくなっている。バベルの塔を見ている気分。どこまで高くなってしまうやら。

とはいえ、私の不安はみなさんのゲーム事情には関係ないことです。みなさん、ぜひともこのランキングを参考にして財布を軽くしていきましょう。

ランキングまとめ
  11.The tomorrow children
  10.スターフォックス零
  9.Unravel
  8.Recore
  7.Transformers:Devastation
  6.DOOM
  5.Star wars battlefront
  4.Dishonored2
  3.For honor
  2.Fallout4
  1.Horizon zero dawn

ではさようなら。

0 件のコメント:

コメントを投稿