2016/08/31

【ヒロイン探118】ヴァルキリープロファイル2

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その118〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
ヴァルキリープロファイル2 シルメリア

[プレイできる環境]
PS2

[どういう感じ?]
RPG+SLG
主人公がヒロイン



世界観はファンタジー、中世と北欧のまざったもの。
全体的に暗くシリアス寄り。

ヒロインの名はアリーシャ。さらりとしたブロンドの長髪。制服みたいな改造甲冑は、青・白・金を基調とした爽やかだが華のある色合い。顔は幼さがある。

ヒロインの体にはアリーシャと、戦乙女シルメリアというキャラ、二人の精神が宿っている。ゲーム中では二人の精神が烈しく入れ替わって会話を繰り広げる。

どっちの精神でも女性だし、画面にうつっているのも女性。ヒロイン探としては問題はない。ただ笑うべきなのか真面目に見るべきなのか分からない入れ替わり芸のおかげで没入感は薄め。

ゲームは横スクロールで展開する探索パート、3Dで移動と攻撃を行う戦闘パートにわかれている。どちらでもアリーシャを自由に動かせる。戦闘パートではけっこう喋ってくれる。ありがたいことです。

戦闘ではアリーシャ+3人、合計4人のパーティを組む。女の子だらけのハーレムパーティにしてもいいし、男ばかり集めてお姫様プレイも乙なもん。

ひとつ残念なのは、ゲームの終盤でアリーシャが離脱してしまうこと。いままで使っていたヒロインが離脱しちゃった!!俺は誰になりきればいいんだ!!

今作は女性キャラがたくさん仲間になる。
それを代役にできるのがかろうじて救いか。



前作は〈ヴァルキリープロファイル〉
主人公もシステムもガラリと違うので、ちょっと注意。

なお今作、今のところ移植されていない。
PS2版だけなので、プレイ環境はやや悪い。

というわけで、さようなら~

2016/08/30

【ヒロイン探117】虫姫さま

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その117〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
虫姫さま

[プレイできる環境]
アーケード、XBOX360、PC、iPhone

[どういう感じ?]
2D縦スクロールSTG
主人公がヒロイン



未プレイです。

世界観はエキゾチックなファンタジー。
口獣(巨大な昆虫)に支配された大自然の世界を飛び回れ!!

ヒロインの名はレコ。紫色の長いツインテール。服装は白い改造セーラー服だけど、全体的にやや中華風の趣がある。スタイルのよい女の子なんだけど、その姿に反して性格は幼い。

ボイスつき、プレイ中あちこち喋ってリアクションをとる。ロリータボイスで、しかもかなり独特。まずはこの強烈な味を乗り越えなければならない。

あと巨大なカブトムシに乗っている。ややロマン。画面にうつっているのはほぼカブトムシ。けれどレコのボイスはガンガン聞こえるので、自然とレコを動かしている気分になる。ボイスって大事ね。

ゲームでは3種類の能力から1種類をえらぶ。これはゲームを始める前にえらび、そしてゲーム中に自由に変更することができる。戦略に合わせて能力を変えてもいいし、特定の能力だけをひいきにしてもいい。

能力をえらぶといっても見た目がガラリと変わるわけではない。とはいえ見た目に変化が少なくとも、システム的に変化があることが大事。意外にも、それだけで〈自分だけのレコ〉を想像することができる。



続編は〈虫姫さまふたり〉
レコは続投。新しく男性キャラが追加されて、どちらかを選ぶことになる。

虫姫さま自体は、いろいろな機種に移植されている。
今のところ触りやすいのはPC版、iPhone版だろう。プレイ環境は良好。

というわけで、さようなら~

2016/08/29

【ヒロイン探116】Remember Me

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その116〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
Remember Me(リメンバーミー)

[プレイできる環境]
PC、XBOX360、PS3

[どういう感じ?]
アクションアドベンチャー
主人公がヒロイン



未プレイです。

世界観は近未来。とある企業によって記憶が管理された社会を描く、サイバーパンクでディストピア。スラム街から清潔な街まで……

主人公の名はニリン、さっぱり切った赤毛の短髪に浅黒い肌、灰色のショートジャケットとジーンズ。服装はかなりタイトで、ニリン自体も体調が心配なほどの細身なので、かなりスッキリしたシルエット。

顔は洋ゲー美人。目つきや頬のするどさは、凛々しさと力強さを感じられる。
典型的なカプコンヒロイン。

ゲーム中での彼女の動きはアンチャーテッド的パルクールと、バットマン的殴り合い。軽やかに街を駆け抜け、鮮やかにコンバットを決めるカッコよさと美しさ……

ボイスあり、ムービーも多いので彼女のさまざまな顔を見ることができる。そこに加えて戦い方も格闘のみ。なのでロールプレイは狭く、自分だけのニリンを空想することはできない。



XBOX360とPS3で発売されているけど……実は日本語では未発売!!けどPC版は字幕のみ日本語対応しているらしい。プレイするならPC版が適当なところか。

日本未発売なので日本では忘れさられてしまっているこのゲーム。
まさにRemember Me「私を忘れないで」

というわけで、さようなら~

2016/08/27

【ヒロイン探115】バレットウィッチ

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その115〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
バレットウィッチ

[プレイできる環境]
XBOX360

[どういう感じ?]
アクション要素のあるTPS
主人公がヒロイン



舞台は架空の現代アメリカ。アメリカに悪魔が現れて混乱を呼ぶ。それを食い止める主人公。ときには田舎町で、ときにはビルが見下ろす摩天楼で、銃と魔法をぶちかます。

ヒロインの名はアリシア。ものしずかな女性。さらりとした黒い長髪に、改造ボンテージのような黒革服。手にするのは箒を模した巨大な銃、対戦車ライフルみたいにデカい。

箒型の銃を使い、魔法を操る……つまり彼女のモチーフは魔女だ。魔女を現代風・ミリタリーに解釈したものと言おうか。まさにバレットウィッチ(弾丸の魔女)

銃をあつかう魔女キャラといえばベヨネッタが有名だ。アリシアは、彼女とはまたちがった戦い方、銃の扱い方をする。ベヨネッタよりストイックに銃撃戦をこなすさまは、静かなカッコよさがある。

操る魔法はかんたんなものや、ビルを巻き込むばかりの嵐を呼び起こすものも。
けど総数は多くない。魔法をえらぶ楽しみがないのはざんねん。

ゲーム進行にあわせてコスチュームが増える。ツボをおさえた品ぞろえ。けどデフォルトの服装だって露出度が高く雰囲気もよい。なやましい。



XBOX360でしか発売されていない。プレイ環境は微妙。
またマイナーなゲームなのでHDリマスターやリメイクも期待できないかも。

というわけで、さようなら~

2016/08/26

【ヒロイン探114】ロマサガ3

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その114〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
ロマンシング サ・ガ 3

[プレイできる環境]
SFC、Wii、WiiU

[どういう感じ?]
ドット絵、ターン制のRPG
プレイアブルキャラ8人、うち4人がヒロイン



世界観は中世ファンタジー、濃密なドット絵で描かれ世界、おどろおどろしい敵、そうしてど派手な攻撃、壮大でちょっぴりコミカルな雰囲気。

えらべる4人のヒロインは、プロローグ、素性、姿、そして性能が異なっている。ヒロインを選ぶ際は名前、宿星(しゅくせい)、得意武器をえらぶことができる。宿星と得意武器は性能に関わってくる。

ロマサガ3はシナリオこそ一本道だが、攻略していく順路はかなり自由にできる。どの街へむかうか、どのダンジョンから攻略していくか、誰を仲間にするか、ヒロインをどう育てるか。これらすべて自分好みにしやすい。

まさにこれがロマサガ3の絶妙なところ。たとえ1人のヒロインで何度も始めからプレイするとしても、攻略順路や育て方を変えれば、以前とまったく違うゲームプレイになる。これがなおさらヒロインへの没入感を高める。

おれだけのヒロイン!!

おれ好みのヒロイン!!

おれのなりたいヒロイン!!

……って感じ。

ヒロインの素性や性格はハッキリ示されているのに、ロールプレイは幅広い。
不思議な感覚だよ。



前作は〈ロマンシング サ・ガ 2〉最初だけプレイアブルキャラが固定だが、あとから自由にキャラを選んでいける。シリーズつながりであるにも関わらず、ロマサガ3とはまるでゲーム性が異なる。

ロマサガ3は今のところWii、WiiUのバーチャルコンソールで配信中。プレイするならこれになるだろう。ところで最近になってロマサガ2がリマスターされた。もしかしたらロマサガ3もリマスターされるかもしれない?

ちょっとだけ期待しています

2016/08/24

【ヒロイン探113】アンダーディフィート

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その113〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
アンダーディフィート

[プレイできる環境]
アーケード、PS3、XBOX360

[どういう感じ?]
縦スクロールSTG
主人公がヒロイン



未プレイです。

世界観は現代風の異世界。戦車、戦艦、その他もろもろの兵器はびこる戦場。
攻撃ヘリで戦場を焦土にしてしまえ!!

ヒロインは2人いる。どちらも黒いカッチリした軍服を着ている。片方はピンクの短髪でアン子と呼ばれ、片方は白髪のミニポニーテールでデフ美と呼ばれている。ふざけた名前だけど、具体的な名前がないのでいわば仮名。

実はゲーム中でこのヒロインを見たり聞いたりすることはできない。なぜならプレイヤーが画面上で動かすのは攻撃ヘリだから。ただし公式のイメージや、ゲーム中の描写をみるに、ヒロインは攻撃ヘリに乗っているみたいだ。

大事なのはヒロインを動かしている事実、ヒロインになりきっている事実。例え攻撃ヘリという屈強なオブラートに包まれていようとも、その事実さえあればヒロインなりきりはできるのだ。大事なのは気分と思いこみ。

あと単純に、攻撃ヘリにのって前線を駆け巡る軍人女性ってよくないっすか?



アンダーディフィート自体はやや古い。
オリジナルをプレイしようとすると苦労するだろう。

現在はアンダーデフィートHDがPS3、XBOX360、そしてアーケードにある。これはHDリマスターに加えて、いくつかの新要素・調整を加えたもの。こちらをプレイしておけば問題ない。

というわけで、さようなら~

2016/08/23

【ヒロイン探112】聖剣伝説DS CoM

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その112〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
聖剣伝説DS Children of Mana

[プレイできる環境]
DS

[どういう感じ?]
ドット絵、アクションRPG
プレイアブルキャラ4人、うち1人がヒロイン



世界観は童話風ファンタジー。絵画のようなおだやかできめ細かいグラフィック。かわいらしい小さなキャラクター。やさしさの中にちょっぴり忍ぶブラックさ。

ヒロインの名はタンブル。緑をおびた長髪に緋色のローブ。肩から背中にかけて露出しているが、色気はひかえめ。それはかわいらしい絵柄だからこそ。顔つきはりりしさがあり、芯のある女性という雰囲気。

キャラをえらぶ際、髪色と名前を変更することができる。たったこれだけでも、自分だけのヒロインを作れる。名前って大したもんだ。もちろんデフォルトのままにして、タンブルになりきるのもよし。

武器は4種類ある。ソード、フレイル(鉄球)、ボウ(弓)、ハンマー。種類は少ないけど、どれも通好みな武器。どれかの武器に特化してあそんだりするのは、オーソドックスなロールプレイだし、それをやる楽しみがある。



今のところDS版しかない。
DSソフトは3DSでもプレイできるので、プレイ環境は普通。

というわけで、さようなら~

2016/08/22

【ヒロイン探111】妖怪ウォッチ

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その111〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
妖怪ウォッチ

[プレイできる環境]
3DS

[どういう感じ?]
キャラ収集育成RPG
プレイアブルキャラは男女から選べる



未プレイです。

世界観は現代、マンガ・アニメチックなグラフィックと表現で彩られたポップでなごやかな世界。日常の中に妖怪がひそんでいるというポピュラーで受け入れやすい設定。

ヒロインの名はフミちゃん、小学5年生。小さめのポニーテール、ベージュ色に水色のボーダーが入った爽やかなパーカー、空色の短パン。とにかく健康的な雰囲気。辺に女の子っぽさがないところも良し。

テキストあり、ボイスあり。キャラ設定に関しては、多彩なメディアミックスのおかげでがっつり肉付けされている。うれしい反面、妄想の余地はない。

注目は、ほがらかな現代日本を舞台に、小学生キャラを動かせる点だろう。異世界のポケモン、デジタル世界のデジモン、殺伐とした女神転生やペルソナ……それらにはない慣れ親しんだ感じと新鮮さがウリだ。



続編は〈妖怪ウォッチ2〉これもプレイアブルキャラは男女からえらべて、フミちゃんが動かせる。最新作の〈妖怪ウォッチ3〉も男女のプレイアブルキャラがいるが、必ず両方を操作しないといけない仕様で、ちょっと残念。

というわけで、さようなら~

2016/08/21

【ヒロイン探110】魔物ハンター妖子

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その110〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
魔物ハンター妖子 第7の警鐘

[プレイできる環境]
メガドライブ

[どういう感じ?]
ドット絵、横スクロールアクション
主人公がヒロイン



未プレイです。

90年代の日本が舞台(設定上は)。実際は沼地、火山、洞窟……などのおどろおどろしい幻想地帯を練り歩くことになる。グラフィック、音楽と合わせて、妖しく陰鬱な雰囲気が常につきまとう。

ヒロインの名は妖子。茶髪のツインテールに、赤いチャイナドレス。細身の剣を振るう。キャラデザは90年代相応。今の目線でみても特にウゲッと感じることもないので、受け入れやすい。

キャラデザではかなりの美人なのだけど……ゲームの画面では8頭身のリアル調に描かれて、顔は輪郭だけが見えるばかり。美人の顔はどこにいった!!クリア時に表示される一枚絵だけで楽しめる。

また妖子の動きといったら、緊張したような歩き方に、愚直な剣の構え方、振るい方。お世辞にもカッコいいとは言えない。あるいはこの泥臭さを気にいる人もいるかもしれない。

テキストなし、ボイスもなし。キャラを空想しやすい?ところがどっこい、魔物ハンター妖子はアニメ、小説、漫画とメディアミックスが豊富だ。なので妖子のキャラは定まってしまっている。空想の余地はない。



この魔物ハンター妖子、今のところ移植されていない。
プレイ環境は劣悪。

なおPCエンジンにて続編が2つほど出ている。けどそれらはテキストアドベンチャー形式のゲームになっており、自分で妖子を動かしてなりきることはできない。こちらはプロジェクトEGGに移植されているのでプレイしやすい。

というわけで、さようなら~

2016/08/20

【ヒロイン探109】バウンド

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その109〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
バウンド -王国の欠片-

[プレイできる環境]
PS4

[どういう感じ?]
アクションアドベンチャー
主人公がヒロイン



未プレイです。

心の中が舞台。前衛芸術絵画で描かれるような抽象的な世界。幾何学模様と、フラクタルに重なるオブジェクト、それらを眺め、乗り越え、渡り歩く。

ヒロインは設定によると、とある妊婦の意識に存在する姫……らしい。見た目は宝石のようなつるっとした頭部と羽の装飾、藍色のワンピース、グレーの肌、オーソドックスな人型をしつつ、かなりの人外っぽさ。

面白いのはその動き。バレーやダンスをキャプチャした動きらしい。実際かろやかだ。移動するのさえ、手をひょこっと浮かせながらキレイなステップを踏む。

ジャンプやスライディングも鮮やか。攻撃?らしきアクションにいたっては新体操のごとくリボンが舞い、ぐるりぐるりと回って跳ねる。雰囲気ゲーかと思いきや、アクションはかなり豊富。

果てはミスったあとの復活のときすら完ぺき。しおらしく座っていたかと思えば、くるくると回転しながら立ち上がる。このバウンドというゲームを前にしてはミスすら芸術になってしまう。

テキストなし、ボイスつきだけどアクションに付随した声だけ。なので喋りかたなどについては妄想の余地あり。第一、主人公の設定そのものが曖昧だから、キャラ付けについては好きなだけ妄想できる。



いまのところPS4のみ配信となっている。たぶん他の媒体で登場することはないだろう。PS4が現役であるいまのうちにプレイするのが吉。

というわけで、さようなら~

2016/08/19

【ヒロイン探108】GA:ビーストライダー

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その108〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
Golden Axe: Beast Rider
(ゴールデンアックス:ビーストライダー)

[プレイできる環境]
PS3、XBOX360

[どういう感じ?]
アクションゲーム
主人公がヒロイン



未プレイです。

世界観は古代ファンタジー。
砂っぽく荒々しい原始的世界。荒野、岩の神殿、呪術……

ヒロインの名はティリス。赤毛の滑らかな短髪、目元に白い戦化粧。服装は、ビキニアーマーってほどではないけど、それなりに露出度の高い革鎧。腰のくびれが相当キュッとしている。

顔グラはやや黒人っぽいかも。唇のふくらみは特にそんな感じ。けどそれなりに美人に作られているので、洋ゲー慣れしている人なら受け入れやすい。ただし剣がメイン武器なんだけど、剣の構え方がちょっとダサイ。

ところでこのゲーム、元ネタはゴールデンアックスというアーケードゲーム。それにもティリスというキャラが出てくる。今作のティリスはそこから名前だけ借りたほとんど別人。なので元ネタのティリスを目当てにするなかれ。

ちなみにゲームを進めるとティリスの服装パターンが増える。ただし大半は装飾がほんの少しちがうかな?程度になっている。一種類だけ、元ネタのティリスが来ていたビキニアーマーが存在している。

分かる人にだけ分かる例え方になってしまうけど、ティリスは平たくいえば〈コナンザグレートのコナンを女体化したようなキャラ〉だ。蛮族っぽい風貌、ひとふりの剣で戦い、荒野を駆ける……まさにコナン。



PS3、XBOX360でしか販売されていないので、プレイ環境は微妙。
マイナーなゲームなのでリメイクの予定もなさそう。

というわけで、さようなら~

2016/08/18

【ヒロイン探107】エスプレイド

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その107〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
エスプレイド

[プレイできる環境]
アーケード

[どういう感じ?]
ドット絵、縦スクロール弾幕STG
プレイアブルキャラ3人、うち1人がヒロイン



世界観は近未来、ほんのすこし発達した日本を舞台に、超能力をもった少年少女らが空中戦を繰り広げる。

ヒロインの名は美作いろり(みまさか いろり)。流れるような黒髪に赤いベレー帽、紫色の羽織り物に藍色のコート、黒いストッキング。冬服って感じ。

でこが目立つタイプのキャラデザ。テキストあり、ボイスあり。
京都弁っぽい口調でちょっとイロモノ感がある。

エスプレイドの特徴はなんといっても、空中挙動のカッコよさ。画面上で動かしているのは空飛ぶ生身の人間なんだけど、これがぜんぜん安っぽくみえない。

左右に移動するとそれに合わせて体をダイナミックにひねらせる。パワーショットを放つときのモーションもケレンミがあってよい。こうした動きの細やかさ、大胆さが最高に〈空中戦っぽさ〉を演出している。

人間を操作するSTGは今や数多くある。式神の城東方Projectデススマイルズ……しかし自分が思うに、空中戦っぽさを味わえるSTGでこのエスプレイドに勝るものはない!!……今のところは。

とにかく空中戦の生々しさがあるおかげで、いろりを動かすのが楽しい。左右に動くただそれだけでも、いろりと心身一体の気分にさせてもらえる。



アーケード版しかない。コンシューマ機やPCへの移植は今のところなし。このままゲームの大海へ沈むには惜しいゲームだ。今からでもいいので移植をしてほしい。

というわけで、さようなら~

2016/08/17

【ヒロイン探106】モンスターハンター3G

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その106〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
モンスターハンター3G

[プレイできる環境]
3DS、WiiU

[どういう感じ?]
RPG要素のあるアクション(ハンティングアクション)
キャラクリエイトでは、性別を男女からえらべる



世界観は中世と古代の混合世界……つまりモンハンワールド。今回は海を泳げるのも相まって、古代風味が強い。大地と海をまたにかけてモンスターを狩るのだ!

キャラクリエイトはインナー、肌色や瞳の色、顔の形、化粧、声などを選べる。
初代MHMH2などに比べるといじれる項目が増えているのがポイント。

顔の形のパターンは多くない。過去のMHに比べると原始人っぽさが薄れて、グッと受け入れやすいメンツが並んでいる。顔によって微妙に人種のちがいを感じられ、肌色と合わせれば白人・黒人・黄色人種も思いのまま。

今回は化粧が用意されている。目元、唇の色を変えられるだけの些細なものだけど、これだけでも顔の印象を変えやすい。また目元の化粧は、顔の種類によって戦化粧になったりする。

MH3Gの防具は、前半は粗野で荒々しいものが多い。
後半は現代的な雰囲気の装備が増えて、コスプレ感が高まる。

全体を見渡すと、防具ごとに色の違いがハッキリしておりカラフル。防具を組み合わせる際は色使いがしっちゃかめっちゃかになりやすく、オシャレな恰好をしたい人には辛い。開き直ってオシャレだけを追求するのもアリ。



3DS版と、HDリマスターしたWiiU版がある。中身はどちらも変わらない。
あそびやすさを取るか、綺麗な画面をとるか。

MHシリーズの最新作は〈モンスターハンタークロス〉けどキャラクリエイトでいじれる項目がMH3Gとは微妙に異なっている。特に化粧の項目がおおきく違う。自分はMH3Gの化粧のほうがすき。

というわけで、さようなら~

2016/08/16

【ヒロイン探105】ディアドラエンプティ

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その105〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
ディアドラエンプティ

[プレイできる環境]
PC
※Windows10での動作未確認

[どういう感じ?]
任意スクロールSTG(左右に自由に動ける)
主人公がヒロイン



世界観はファンタジー。はかなげな大空を背景に謎めく骨の怪物たちと戦いを繰り広げる。音楽もあいまって、浮遊感、さらには終末感さえ匂わせる。

分かる人にだけ分かる言い方をすると
〈ファンタジーゾーンのファンタジー版〉

ヒロインは青い竜にのった女の子。ブロンドの髪をツインテールでまとめ、ピンクの一張羅を着ている。キャラクターイラストでは、ふくよかな体つきで、かなり幼い雰囲気が漂っている。

が、ゲーム中ではキャラグラフィックが小さいため、彼女の雰囲気はぼやけ気味。ピンクの一張羅が目立つので、大人びて見える。ボイスなし、セリフもなし。

基本的に戦うのはヒロインが乗っているドラゴンで、ドラゴンを強化していく形で攻略を繰り返していく。たぶん彼女はドラゴン操者なのだろう。同人ゲームなので細かいところはよく分からないっす。無念。

とはいえドラゴンを操り空を駆け巡るのは絶妙だ。実際、スピーディで雰囲気よいゲームだし、ロールプレイをさまたげるノイズも少ない。ぞんぶんに名も知らぬ少女として生きよう。



同人ゲームであり、Windows動作版のみ発売されている。パッチでWindows7までは対応しているみたいだけど、そこから先は不明。なのでプレイ環境はやや悪い。

SteamやPlayismなどで配信するつもりはないのかしら?

というわけで、さようなら~

2016/08/14

【ヒロイン探104】エイリアン アイソレーション

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その104〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
ALIEN: ISOLATION(エイリアン アイソレーション)

[プレイできる環境]
PS4、XBOXone

[どういう感じ?]
サバイバルホラー
主人公がヒロイン



未プレイです。

世界観は重苦しいSF。無機質で工業的な宇宙船という閉鎖空間。その中をエイリアンの牙から逃れさまよう悪夢。宇宙では、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない。

ヒロインの名はアマンダ・リプリー。

このゲームの原作となった映画『エイリアン』の主人公がエレン・リプリーという名だ。つまり元ネタ映画の主人公の娘が、このゲームの主人公となっている。

これは映画ファンを喜ばせる要素だ。
そのうえで、ヒロインなりきりの面白さも教えてくれている。

このアマンダ。キャラクターの顔や言動はエレンに限りなく近い。娘という設定だが、ほとんどエレンを動かすような気分でプレイすることになるだろう。

エレンといえば、映画における力強い女性像の代表といってもよい。女性ではあるが男と変わりない無骨な雰囲気、エイリアンという死の脅威に果敢に挑み続ける度胸……THE戦う女性ここにあり。

戦う女性というイメージ象の原風景を体験してみよう。



PS4、XBOXoneで発売配信されている。
PCだとSteamで配信されてはいるが、日本国内からは購入不可。

というわけで、さようなら~

2016/08/13

【ヒロイン探103】スクリューブレイカー

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その103〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
スクリューブレイカー 轟振どりるれろ

[プレイできる環境]
GBA、WiiU

[どういう感じ?]
ドット絵、パズル要素のあるアクションゲーム
主人公がヒロイン



未プレイです。

世界観はややSF、鮮やかでポップでちょっと近未来な都市が舞台。巨大なドリルのついたロボットにのって邪魔するものはぶち壊せ!

ヒロインの名はドリ・くるり。ピンクの髪をウサギの耳のようなツインテールにまとめ、赤い服を着た女の子。眉が太いせいか、顔つきはいたずらっ子のようにギラッとしている。髪型もあいまってかなり癖が強い。

そんな彼女はまん丸いロボットにのって戦う。まん丸くてかわいい!!と油断するなかれ。ジェットパックで高速移動し、本体と同じくらい大きなドリルを回転させる。かわいさと浪漫が絶妙なロボットといえる。

ところでくるりちゃんがロボットに乗る姿がヘンテコだ。彼女の首から下がぜんぶロボットにおさまってしまうのだ。なので一見すると、首だけ人間、体は機械……という風なキャラに見える。それもまたかわいい。

テキストはないが、ボイスはある。
インヤー!と甲高い声で叫んでくれる。

幼い女の子なんだけどキャラデザ、そしてロボットのごっついアクションと相まって、最高にやんちゃでカッコかわいい。



元はGBAで発売された。
今はWiiUのバーチャルコンソールで配信中。プレイ環境は普通。

ところで開発したのはポケモンを作ったゲームフリークなんですってよ?
なのでグラフィックや音楽は、ほんのりとポケモンっぽさが……

というわけで、さようなら~

2016/08/12

【ヒロイン探102】ドラゴンクエスト4

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その102〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
ドラゴンクエスト4 導かれし者たち

[プレイできる環境]
DS、3DS、スマートフォン、など

[どういう感じ?]
ターン制のRPG
主人公は性別を男女からえらべる



世界観は剣と魔法のファンタジー、ドラクエシリーズではあるけどオーソドックスなファンタジー感が強い。つまり王道らしさとドラクエらしさの両方を楽しめる。

主人公の性別を男女からえらべる。女性版のデザインはヒスイ色の天然パーマに、改造レオタードといった服装。主人公にしては扇情的で、また髪型なども相まって大胆な雰囲気がある。

性別を男女から選べるのは前作ドラクエ3もそうだった。けどドラクエ3の主人公は男女ともにデザインがほぼ統一されており、性別だけがちがうという趣だった。対してドラクエ4は、キャラクター自体が変わるように感じられる。

この感覚の違いは、ロールプレイにもちょっと影響する。例えばドラクエ3なら男女のキャラデザが同じなので〈男だったけど女になっちゃった勇者〉というTSF的妄想もしやすい。ドラクエ4でこの妄想はすこし難しい。

ゲーム内容に踏み込もう。ドラクエ4は固定された仲間が複数人いて、それで最大4人のパーティを作って冒険していく。このパーティの作り方で、またいろいろなロールプレイができる。

男性をはべらす姫様プレイ。
女性だけのハーレムプレイ。
好きなプレイでたのしもう。



大元はFC版。リメイクにPS版。再リメイクにDS版がある。
今ならDS版をプレイするのがもっとも無難なところだろう。

というわけで、さようなら~

2016/08/11

【ヒロイン探101】ブラッドボーン

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その101〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
ブラッドボーン

[プレイできる環境]
PS4

[どういう感じ?]
RPG要素のあるアクションゲーム
キャラクリエイト可能、性別は男女からえらべる



世界観は近代、恐らく19世紀末、ロンドンのような架空の街を舞台にしている。病んだゴシック。暗く陰鬱で救いがない。クトゥルフ的な要素あり。

キャラクリエイトでの顔グラは美形。しかしどこか陰のある雰囲気がつきまとう。やろうと思えば化け物も作れる。また体がとにかく細身。体格はいじれるがデブキャラは作れない。どういう体格にしようと病的な細さになる。

ちょっとした化粧や刺青のほか、メガネ・モノクルなども付け加えることができる。メガネ類はダークソウルシリーズにはないので、新鮮だし、ありがたい。

ゲーム中で手に入る防具はほとんど服。紳士が着るにふさわしい重厚で落ち着いたたたずまいの服が多く、右を向いても左を向いても洒落ている。中には農民服や触手のからみついた服などもある。

自分がいちばん気に入っているのはキャラクリエイト時に決める〈過去〉という要素。ソウルシリーズでいう〈素性〉にあたるものだけど、〈過去〉というやや曖昧な呼称にしている点が憎い。

そこでえらべるのは〈村の生き残り〉〈従軍経験〉〈過酷な運命〉など……やはり曖昧な言葉で、自分のキャラの過去をばくぜんと決めさせる。なので自分のキャラで好きな設定を妄想しやすく、ロールプレイがとても捗る。

基本はデモンズソウルダークソウルシリーズと同じ雰囲気。けどゲームの舞台設定が大きく異なるし、独特の雰囲気もある。ロールプレイのしやすさも合わせて、ヒロインを動かしなりきるにはベターなゲームだと思う。



PS4で発売配信しておりプレイ環境は良好。ただし買う際はDLC込みの〈The Old Hunters版〉が吉。DLCがないと、正直なところボリューム不足の感がぬぐいきれない。

というわけで、さようなら~

2016/08/10

【ヒロイン探100】ウンジャマ・ラミー

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その100〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
ウンジャマ・ラミー

[プレイできる環境]
PS、PS3、PSvita

[どういう感じ?]
音楽ゲーム
主人公がヒロイン



未プレイです。

世界観はカートゥーン風。アメリカらしき国を舞台にしている。CGはかなり荒っぽいが、それを逆手にとってカートゥー風のギラッとしたデザインでまとめている。

主人公の名はラミー。赤い短髪、赤いシャツに青いジーンズ。頭からちょびっと角が出ているので、恐らく牛の女の子。ギタリスト。ふだんは臆病だがギターを持つとケンカ上等のイケイケな性格になる。

音楽ゲーム、リズムに合わせてボタンを押すゲーム。ただし音ゲー黎明期のゲームなので、リズムはシンプルだし押すボタンもシンプル。ボタンに合わせてラミーが演奏する。

見所はアドリブができることだろうか。画面にうつるボタン以外のボタンも押せばアドリブができる。これで自分の好きなようにラミーを演奏させることができる。好きなだけカッコよくしてあげろ!!

ようするに女性ギタリスト、ラミーになりきることができるゲームなわけだ。
女性ギタリスト……渋かっこいい響きだと思う。



ウンジャマ・ラミーはパラッパラッパーというシリーズの作品だ。
ただしシリーズ中でラミーが主人公なのは今作だけ。

PSのゲームだけどゲームアーカイブスで配信中。なのでPS3などでもプレイすることができる。プレイ環境は普通。アーケード版もあるにはある。いまだに稼働している店を探すのは難しかろう。

というわけで、さようなら~

2016/08/08

【ヒロイン探99】改造町人シュビビンマン

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その99〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
改造町人シュビビンマン

[プレイできる環境]
PCエンジン、Wii、WiiU、PS3、など

[どういう感じ?]
ドット絵、横スクロールアクション
プレイアブルキャラ2人、うち1人がヒロイン



未プレイです。

世界観は80年代末の日本。ヒーローモノものをオマージュしていて、悪の組織VSヒーローといった図式になる。明るく爽やか。

ヒロインの名はキャピ子。茶髪の長髪、いかにもヒーロー(ヒロインだけど)といった赤いスーツを身に着ける。シルエットはガッチリしていて、また時代を感じさせる。そこがよい。

ゲーム中のドット絵は3頭身くらいだけど、女の子っぽさがうまく表現されている。主に剣を振るって戦うのだけど、この剣を振る動きが下から上への逆袈裟斬りで、妙にカッコイイ。

セリフあり、一部だがボイスもあり。

この時代のアクションゲームで、プレイアブルキャラを男女から選べるのは珍しい。大抵は選べたとしても男一色なもんだ。この貴重さを目当てに、シュビビンマンをあそぶのもアリ。



2作目は〈改造町人シュビビンマン2 新たなる敵〉
3作目は〈改造町人シュビビンマン3 異界のプリンセス〉

これらシュビビンマンシリーズはWiiUやPS3で配信されている。なのでプレイ環境は普通。気になったらすぐさま購入してプレイできる。シリーズ通してキャピ子は健在。ありがたいことです。

あとシュビビンマン零という4作目があるらしいっすね。
グーグルですら情報がほとんど出てこないとは……恐ろしいゲームだ。

というわけで、さようなら~

2016/08/07

【ヒロイン探98】ヘブンリーソード

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その98〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
Heavenly Sword(ヘブンリーソード)

[プレイできる環境]
PS3

[どういう感じ?]
スタイリッシュアクション
主人公がヒロイン



未プレイです。

世界観はファンタジー、ほのかに東洋の空気が香る荒涼とした世界が舞台。全体の色使いは洋ゲーらしく鮮やかだが、ストーリーや演出は重ため。

ヒロインの名はナリコという女剣士。腰まで届く赤髪を後ろでまとめ、白布のさらしや腰巻を身に着けている。露出度は高めだが、服のデザインが簡素なのでいやらしさは薄い。

顔グラはアメリカン。だが他の洋ゲーに比べると癖がなく美形に描かれている。

ヘブンリーソードという剣を扱う。これは双剣、鎖剣、大剣に形を変える。どちらにしても踊るような滑らかな戦い方をみせる。ベヨネッタほどハチャメチャな動きではない……というのがミソか。

アクションゲームだがストーリー重視。ナリコの会話や独白がかなり多く、キャラがたっている。そのためヒロインなりきりには適さないゲームだ。だが動かすぶんには問題ない。



今のところPS3でしか発売されていない。
他機種への移植も当分はなさそう。

しかし開発を担当したNinja Theoryの最新作がただいま進行中!!その名も『Hellblade: Senua's Sacrifice』このゲームもアクションであり、主人公が女剣士。ヘブンリーソードの精神的続編といえる。

続編を期待して待とうぜ!!

2016/08/06

【ヒロイン探97】ウォーザード

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その97〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
ウォーザード

[プレイできる環境]
アーケード

[どういう感じ?]
RPG要素あり、ステージクリア型の格闘ゲーム
プレイアブルキャラ4人、うち2人はヒロイン



未プレイです。

世界観は剣と魔法のファンタジー、カプコン特有の鮮やかで深みあるグラフィック、風変りだがツボを突いたキャラクター、その雰囲気はリッチと言うほかない。

ヒロインは2人〈タオ〉〈タバサ〉

〈タオ〉は古代中国風のぼくっ娘。ヒスイ色の古代中国っぽい鎧を身に着け、羽装飾のついた赤い帽子。拳法で戦う。元気ハツラツとした女の子。鎧で隠れているけどズボンのようなものは履いていないらしい。

〈タバサ〉は魔女。たっぷりしているのに肌に吸い付いている不思議な肌着、その上に紫のとんがり帽子と紫のマントを身に着ける。たぶんマントは留められているのではなく浮いている……魔法の絶妙な表現だ。

どちらもキャラクターの性格・コンセプトともにオーソドックス。しかしキャラデザが一風変わっていて、まさしく唯一無二の姿となっている。特にタバサ、どこからどう見ても魔女でありながら普通の魔女ではないこの独特さ……芸術。

ウォーザードは格ゲーだけど対戦がメインではない。いわゆるアーケードモードがメインコンテンツにあたる。アーケードモードを進めてキャラを成長させ、性能や必殺技を解禁させていく……なぜこんなへんちくりんなシステムに?

ただし成長するといっても、あらかじめ決まった能力が順番に解禁されていくだけ。これが自分好みに成長させることができたら、ロールプレイが幅広くなってありがたかったのだが……惜しい。

骨組みは格闘ゲームだ。なのでキャラクターの動きは多彩でカッコいい。タオもタバサも、好きなポーズを好きなだけとらせることができる。キャラなりきりとしては及第点。



今のところ移植は一つもされていない。そのうえアーケードゲームとしてもマイナー。稼働しているゲームセンターは非常に少なかろう。プレイ環境は劣悪。もしゲームセンターで見つけたら天使に出会った気分であそんでみよう。

カプコンの関係者さん、できるなら一度でいいから移植してください。
お願いします。

というわけで、さようなら~

2016/08/05

【ヒロイン探96】ロッコちゃん

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その96〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
ロッコちゃん

[プレイできる環境]
PC(Adobe Flash Player環境)

[どういう感じ?]
フリーゲーム、ドット絵、横スクロールアクション
主人公がヒロイン



世界観はライトなSF……というかロックマンのパロディ。
原作ゲームの雰囲気は文句なしに再現されている。

ヒロインの名はロッコちゃん。見た目は女体化させたロックマン。

顔はロックマンの特徴をとらえつつ現代風の女の子になっている。ヘルメットのかわりにカチューシャみたいな装飾なので、髪が露出している。ブロンドの長髪で、ポニーテールにまとめている。

ドット絵では、単にポニーテールの生えたロックマンという趣。
ゲームでうごかすぶんにはロックマンの感覚で動かせるだろう。

重要なのはロックマンの女体化版というところ。女体化ネタは二次創作などでたびたび見かけるが、それをゲームで実現させたのが大きい。みんなの夢を叶えてしまった。女体化の度合いもほどよく、非常にありがたいゲーム。



ロッコちゃんはフリーゲームだ。PCのフラッシュ環境さえあればだれでもプレイすることができる。しかしフリーかつ、非公式の二次創作なので、いつ配信停止するとも限らない。いまのうちにプレイしておくが吉。

というわけで、さようなら~

2016/08/04

【ヒロイン探95】サブマージ

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その95〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
Submerged(サブマージ)

[プレイできる環境]
PC、XBOXone、PS4

[どういう感じ?]
オープンワールド、アクションアドベンチャー
主人公がヒロイン



未プレイです。

世界観は水没して滅んだ世界。廃墟のつくり、モーターエンジンの存在などから見るに現代以後の時代と思われる。廃墟は木とつるがまとわりつき、地面は海に覆われている。マンションのまわりをクジラが泳ぐ、そんな世界。

ヒロインの名はミク、べつに歌わない。茶髪をミニツインテでまとめ、ボロ布から作ったような茶色いさらし、オレンジのパンツ。どこかの原住民みたいな姿。

顔グラはいかにも女の子といった顔つき。ブサイクではないけど、美人でもない。この洗い流された世界においては、そういうシッカリした顔つきが似合う。動きはややぎこちない、ちょっと気になる。

ゲーム中では小舟を操って広々とした海をわたったり、廃墟をクライミングでのぼっていったり。ロールプレイの幅はない。しかしこの解放感ある世界を、それなりに広々と移動できるのはありがたい。ミクになったつもりで、好きに動き回ろう。



プレイ環境は良好。
最近出てきたばかりのゲームなので、今のうちにプレイだ!!

というわけで、さようなら~

2016/08/02

【ヒロイン探94】あねさん

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その94〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
姐(あねさん)

[プレイできる環境]
PCエンジン

[どういう感じ?]
ドット絵、ベルトスクロールアクション
初期プレイアブルキャラ3人、すべてヒロイン



未プレイです。

世界観は90年代、ややコメディ、スケバン(不良女子)はびこる治安の悪すぎる街を舞台に、こちらもスケバンうごかし所せましと暴れ回れ!

ヒロインの名は愛、彼女にくわえて最初からプレイアブルなキャラが2人いる。いちおうストーリー上の主人公は愛のようだが、誰でも進めてもよい。

3人とも金髪に染めた髪、朱色の学ラン、さらし巻きという共通点がある。学ランの着こなし方と体格が異なる。1人はハルクみたいな図太いガタイで、本当に女性かと疑いたくなる。しかし、そういうキャラこそかえって動かしたくなるもんだ。

ベルトスクロールアクションなので格闘、ジャンプなど一通りのアクションはできる。殴り方や投げ飛ばし方はいかにも不良っぽい、粗野で下品。

やはり魅力はなんといっても、こうしたスケバンたちを自由に動かせることだろう。しかもゲームを進行させると、あたらしいスケバンがプレイアブルに。初期の3人の時点でいたれりつくせりなのに、まだ増える。

なんの因果かゲームの辺境、スケバン天国ここにあり。



今のところクラシックなゲーム機であるPCエンジンしかプレイ環境がない。
バーチャルコンソールやゲームアーカイブスなどでの配信はなし。
ざんねんむねん。

というわけで、さようなら~

2016/08/01

【ヒロイン探93】ナップルテール

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その93〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
ナップルテール

[プレイできる環境]
ドリームキャスト

[どういう感じ?]
アクションアドベンチャー
主人公がヒロイン



未プレイです。

世界観は童話風、カラフルな街、お城、へんてこな妖精、ピエロ……カラフルでサイケデリックな世界はちょっぴりふしぎでちょっぴりやさしい。

ヒロインの名はポーチ、赤とピンクの独特なショートドレスを身に着ける。肩やスカートの裾まわりが、バラの花びらのように丸みを帯びている。髪は逆立ったような三つ編み。背中に王冠?を背負い、巨大なハートのステッキを持つ。

とにかくファンシーな服装だ。女性らしくはあるが、いやらしさが感じられない。まさに童話風の世界にふさわしい姿だといえる。こういう純度100%ファンシーなキャラのアクションは珍しい。

グラフィックは平凡だけど顔グラなどは違和感なく受け入れられる。走り回ったり、ステッキを振り回したりする姿も活き活きとしている。動かすにせよなりきるにせよ、邪魔になるものはほとんどない。

ポーチはボイスつきで〈語り〉をするときがある。この語りがまたポエミーでやさしい言葉遣いなので、童話っぽさを高めている。またイベント時の「メモしておこーっと」というセリフが実にキュンとくる。

こんな風にポーチというキャラ、そして世界観や音楽、どれもこれもが一体になって雰囲気を固めあげている。童話風だからといってあなどってはいけない。こんな世界に入りこめるのはナップルテールだけなのだから。



今のところドリームキャストでしか発売されていない。移植はされていないためプレイ環境は劣悪。続編などに類するゲームもなし。惜しいゲームだ。

というわけで、さようなら~