2017/08/30

【ヒロイン探338】マターフォール

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その338〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
Matterfall(マターフォール)

[プレイできる環境]
PS4

[どういう感じ?]
横スクロール、アクションSTG
主人公がヒロイン




未プレイです。

顔出しNGパワードスーツガール

SF。地球以外の惑星が舞台。未来的でスッキリとした機械に覆われた大都市。そこにはびこる謎の生命体。やつらの隙間を走りぬけ、飛び、かろやかに撃ちまくれ!

ヒロインの名は〈アヴァロン〉赤と黒を基調としたパワードスーツに身を包んだ女性。スーツは映画版アイアンマンみたいなカチャカチャゴチャゴチャ系。このメカメカしいシルエットのおかげで、一見女性とは分からない。

ほんと、アヴァロンは設定を知らないと女性だと気づかない。ゲーム中で顔出しはしないし、中身の女性を描いたアートもない。かろうじて、一部の立ち姿や歩き方から、なんとなく女性っぽさが感じられる程度に隠されている。

まったく素顔をみせないパワードスーツガール。まさしくメトロイド系ヒロインだ。ただしメトロイドと違うところは、エンディング後も顔出ししてくれないこと。かわりにハスキーボイスで喋ってくれる。渋い。顔は想像せよ。



今のところPS4版が発売中。開発元のHousemarqueは、PS4専用ゲームばかり出している。このマターフォールもPS4のみで、他機種での展開はなさそう。

バイバイ!

2017/08/28

【ヒロイン探337】スプラトゥーン2

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その337〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
スプラトゥーン2

[プレイできる環境]
ニンテンドースイッチ

[どういう感じ?]
TPS
キャラクリエイトでは性別を男女からえらべる



かわいいイカがますますかわいい。

SF、はるか未来、人は消えさり歩くイカタコシャケの支配する地球が舞台。けどそんな重々しい設定はどこ吹く風、ポップで鮮やかなグラフィックと、インディーズ系の軽快サウンドが心地よい最高の爽やかゲーム。

前作〈スプラトゥーン〉でもキャラクリエイトはあったが、性別、肌色くらいしかえらぶことができなかった。今作スプラトゥーン2では念願の髪型と、ボトムスをえらべるようになった。

髪型とボトムスは用意された種類は少ない。しかしなんといってもゲーム中には大量のおしゃれな服が用意されている。着せ替えれば自分だけのおしゃれなイカを作れてしまう。

ところで、なんでキャラクリでボトムス?というのも、ゲーム中で着せ替えできる服は頭、トップス、靴の3種類だけだから。服はキャラの性能に関わってくるので、安易に種類を増やしたくなかったのだろう。

ともかく。

短髪でかわいいイカちゃんにしたり、ツーブロックでクールなイカちゃんにしたり。もちろん服によってはコスプレ的な着せ替えもできる。このように2は、キャラクリ面でも、順当に進化している。やったね。

かわいいイカがますますかわいくなったスプラトゥーン2でした。



今のところニンテンドースイッチ版が発売中。

バイバイ!

2017/08/26

【ヒロイン探336】アニマ

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その336〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
Anima: Gate of memories

[プレイできる環境]
PC(Steam)、PS4

[どういう感じ?]
スタイリッシュアクション
プレイアブルキャラ2人、うち1人がヒロイン



未プレイです。

モデル体型でスタイリッシュアクション

剣と魔法のファンタジーながら、ダークで禍々しい。
かつ美しさや神々しさを意識したビジュアルで、幻想的なおもむきが強い。

ヒロインの名はないが〈使者〉と呼ばれている。金の短髪に、白いミニワンピース。頭身が高く顔もかなり美形に作られている。美しすぎると人形を動かしているようで何ともいえないけれど。

ゲーム中ではもうひとりの男性キャラと使い分けることになる。交代は自由に行える。状況によっては男性キャラを使わなければならないが、基本はヒロイン一本でいける。ストーリー上はヒロインがメイン扱いだし、それでいい。

DMCニーアオートマタにちかいスタイリッシュアクション。スキルツリーによる成長要素があるが、ビルドは幅広くない。素手、というか魔法みたいな力で戦う。戦い方にも泥臭い要素が一切ない。

モデル体型の美人なヒロインで、こぎれいなアクションをかましていく。アクがない?それとも徹底したビジュアル重視は濃厚なアクか?ともかくそういう雰囲気のゲーム、ヒロイン。



今のところPC版、PS4版が発売中。
PC版は公式の日本語対応はなし。PS4版はテキストのみ日本語対応している。

バイバイ!

2017/08/25

【ヒロイン探335】スカイライド

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その335〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
スカイライド

[プレイできる環境]
PS4、ニンテンドースイッチ(NS)

[どういう感じ?]
アーケードライク、TPS
主人公がヒロイン



未プレイです。

さわやかエアバイク乗りの女の子

SF系。どうやら人類文明は一度危機に瀕したらしい。それはそれとして、いちばんの目玉はエアバイクで空駆け、水を切り、ドローンを撃ち落すさわやかさ。

ヒロインの名は〈アレンカ〉黒系の今風な私服に身を包んだ女子学生。ゲーム中では常にエアバイクに乗っている。なので姿をハッキリと見分けられないのがちょっと寂しいところ。

アーケードライクなので、ひたすらゲーム本編が展開し、シナリオパートなどはない。アレンカの細かいところは、公式サイトのストーリー説明から伺い知るのみとなる。アレンカは居るだけヒロインというわけだ。

居るだけヒロイン。いないよりはまし。それに、エアバイクみたいな洒落たものを操縦するのは、女性が映えるしね。このさわやかなSF感を感じさせるためには、必要な存在だ。



今のところPS4版、NS版が発売中。

バイバイ!

2017/08/24

【ヒロイン探334】VA-11 Hall-A

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その334〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
VA-11 Hall-A

[プレイできる環境]
PC

[どういう感じ?]
ピクセル、テキストアドベンチャー
主人公がヒロイン



未プレイです。

バーテンダーガール

近未来、サイバーパンク風。寒々しいビル郡と、その中にまぎれる一軒のバーが舞台。グラフィックは暗く赤めに統一されたピクセルアート。キャラデザはアニメテイストながら、妖しく重厚感があり世界観が引き立っている。

ヒロインの名は〈ジル〉長い黒髪の女性。私服はもったり、バーテンダーの制服を着ているときはキリっと。基本的には大人びた雰囲気。テキストメインのゲームなので、がんがんしゃべる。

テキストアドベンチャーだが、バーテンダーシミュレーターという側面もある。自分なりのカクテルをつくって客に提供していき、それで生活したり、客とイベントを起こしたり。

客と恋愛的なことも起きるみたいっすよ?女性客(ぶっちゃけて言えば攻略ヒロイン)も多いので、百合レズ展開もあるみたいっすよ?イベント絵もある!やったね!そういう面も楽しむゲームなのだろう。

それはそれとして、バーテンダーシミュなゲーム自体が珍しい。
バーテンダーガールのジルになりきることができるのは、このゲームだけ。




今のところPC版が発売中。日本語対応は非公式のみだったが、晴れて今年11月16日にPC版が公式日本語対応。さらにPSvita版も発売されることとなる。

バイバイ!

2017/08/22

【ヒロイン探333】マイティガンヴォルト

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その333〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
マイティガンヴォルト

[プレイできる環境]
PC(Steam)、3DS

[どういう感じ?]
2D、横スクロール、アクションSTG
プレイアブルキャラ3人、うち1人がヒロイン



未プレイです。

インティのヒロイン代表、えころ

ロックマンの精神的続編なマイティNo.9と、ロックマンZEROっぽさにじみ出るガンヴォルトが融合すると何が生み出される?……ずばり、ロックマン風ゲーム。ロックマン不足の今の時代には、必要不可欠だろう。

ヒロインの名は〈えころ〉元々は別のゲームのキャラ。サイバー天使といった趣のある女の子。イラストもゲーム内グラフィックもSD化が効いていてかわいらしく仕上がっている。

えころといえば、前に書いた〈ブラスターマスターゼロ〉にもプレイアブルで登場している。ブラスターマスターゼロも、このマイティガンヴォルトも、インティクリエイツという開発メーカーのゲーム。

さらに、続編〈マイティガンヴォルトバースト〉にも、やはりえころが登場する。
こちらはDLC専用となっているが。

えころの登場は、インティのひそかなスターシステムか。どうもありがとうございます。プレイアブルなヒロインが増えるのは大歓迎なので、このえころの扱いは続けてほしいところ。



今のところSteam版と3DS版がある。

続編〈マイティガンヴォルトバースト〉がある。ゲームコンセプトは変わらず、グラフィック強化やシステム変更が少々。バーストでもえころはいるが、すでに記したとおりDLC専用となっている。

バーストはニンテンドースイッチ版、3DS版が配信中。
インティのやり方を考えると、こちらも近いうちにSteam版が配信されるかもね。

バイバイ!

2017/08/21

【ヒロイン探332】ヴェロシティ2X

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その332〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
Velocity 2X

[プレイできる環境]
PC(Steam)

[どういう感じ?]
アーケードライク、アクションSTG
主人公がヒロイン



※ここから本文

気高い宇宙の女性兵士

宇宙を舞台にしたSF。星のきらめく宇宙空間を駆け抜け、ギラギラした施設を疾走するときめき。グラフィック自体は最近スタンダードなミニマル気味デザインだが、派手な演出とゲームデザインで飽きさせない。

ヒロインの名は〈カイ・タナ〉髪型はツーブロックで右側だけ長くのばしたパンキッシュな装い。これでカッチリしたSFスーツを着込んでいる。いかにも素行の悪い宇宙の兵士といった感じ。アメリカンなキャラデザ。

ゲーム内ではカイ・タナの乗る戦闘機を動かすSTGパートと、カイ・タナ自身を動かすアクションパートがある。会話パートもたびたび挟まる。カイ・タナのさまざまな面を楽しめるね。

アクションパートでのカイ・タナは、ミニマルなデザインなので表情みえず。けれどシルエットが曲線的で、女性であることがよく分かる。ダッシュやら瞬間移動やらのアクションで超早くてカッコいいっす。やっぱ戦う女性はカッコよくないと。



今のところSteam版がプレイできる。公式で日本語対応はしていない。
海外のみPSハード版が発売されている。

※日本語訳はされていないが日本のPSストアでも配信されているっぽい?※

バイバイ!

2017/08/15

【ヒロイン探331】ヴァイキングス

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その331〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
Vikings: Wolves of Midgard

[プレイできる環境]
PCなど

[どういう感じ?]
見下ろし視点、アクションRPG
キャラクリエイトでは性別を男女からえらべる



未プレイです。

盾の女シールドメイデン

北欧神話をベースにした世界観。ミッドガルド(地上)を救うのはヴァイキング。凍える大地を踏みしだき、立ちふさがる敵をなぎ倒してゆけ。

ヒロインは〈シールドメイデン〉公式の名前はなし。髪型、装飾、タトゥーの種類などをえらべる簡易なキャラクリエイト。イメージデザインでは西洋美人に描かれ、ゲーム内グラフィックでもそこそこ。

基本の皮鎧は水着なみに軽装。けどビキニアーマーってわけではない。そこが野蛮人というかヴァイキングというか、そういうニュアンスがあってすき。

一見ディアブロ系っぽいゲームだけど、育成を楽しむというよりアーケード的なステージクリアを目指す感じだそうで。ポチポチっと剣を振り、ときには回避、ときにはスキル発動。最低限のアクションで、それなりのなりきり感か。

それはそれとして、雰囲気がよい。動かすのはマッスルしてるヴァイキングだけ、マップは雪原にツンドラ帯に寒々しい洞窟だ。

ファンタジーゲームにいるオマケ的なヴァイキングを動かしたいんじゃない。北欧世界で主役を張っているヴァイキングのみを動かしたいんだ。そういう人にはたまらないだろう。

ところで、ヴァイキングの戦う女性をシールドメイデンと呼ぶのね。
〈盾の女〉なかなか渋い響きっすね。



今のところPC版がプレイしやすい。公式に日本語対応はしていない。
海外のみPS4版、XBOXone版が発売されている。

バイバイ!

2017/08/13

【ヒロイン探330】デッドハウス

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その330〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
デッドハウス 再生

[プレイできる環境]
PS4、ニンテンドースイッチ、WiiU

[どういう感じ?]
ローポリゴン、TPS
プレイアブルキャラ2人、うち1人がヒロイン



未プレイです。

ローポリゴンもひとつの性癖

現代が舞台のゾンビパニックもの。ウィルス感染により広がった感染者たち、その脅威にあふれた密室から脱出する。ハッキリ言っちゃえばバイオハザードのオマージュ。PSゲーム的なローポリゴンや演出も含めて、濃いオマージュ。

ヒロインの名前は〈リタ〉金髪、特殊部隊らしき服装の女性。最初からガスマスクを身に着けている。ローポリゴンだし黒ずくめだから分かりづらいけど、胸がすこし膨らんでいるので女性とわかる。

基本はPS時代のバイオとおなじ。唯一ちがうのは、キャラにちょっとした育成要素があり、マップは自動生成であそぶごとに変化すること。簡易なハクスラゲームの感覚でプレイするバイオといったところか。

(ハクスラバイオならリベレーションズで足りてるって?
そんなこと言わない!!)

最近はPSやSS時代のゲームを思い出させる、あえてローポリゴンで作られたゲームが増えている。もう絶対によみがえらないPS時代のバイオ、カックカクのジルはもう動かせないけど、代わりにリタを動かそう。



今のところPS4版、任天堂ハードではNS版とWiiU版が配信中。

バイバイ!

2017/08/11

【ヒロ探外伝01】ドラクエ2

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ外伝!その01〉

ヒロイン探外伝では、いつものヒロ探に該当しないゲームを探していく。ヒロインがプレイアブルキャラではないけれど、特殊な方法や強引な方法をつかえば、ヒロインを動かせないこともないってゲーム。

[ゲームタイトル]
ドラゴンクエストII 悪霊の神々

[プレイできる環境]
さまざま

[どういう感じ?]
ピクセル、ターンベース、コマンドRPG
ヒロインを使おうと思えば使える



王女ひとり旅という選択肢

ドラクエ2は剣と魔法のファンタジー、世界観はがっつりドラクエ。
コミカルで、けど薄暗さとせつなさが根底に漂う。

基本3人パーティでゲームが進む。プレイヤーが最初から最後まで動かすことになるのはローレシアの王子。なのでドラクエ2の主人公は、実質この王子さまといえる。

仲間のひとりが、本作のヒロイン〈ムーンブルクの王女〉ピンクの頭巾に白いローブの、おとしやかな姿。けど、さすが鳥山明デザイン、おとしやかな中に勇ましさとハツラツさが感じられてよい。

さて!!ドラクエ2はあくまで3人パーティのゲーム。ところが仲間を棺桶に入れたまま冒険することができる。ムーン王女だけを残せば、ムーン王女を操作キャラにでき、ヒロインで冒険できるのだ!!

いわゆる縛りプレイになっちゃうね。難易度は高くなる。けど、話によると、FC版以外ならムーン王女一人旅もできないことはないらしい。ムーン王女が好きでしょうがない人、普通にドラクエ2を遊ぶのに飽きた人、ムーン一人旅をしましょ。



元はFC作品。さまざまなリメイクと移植が行われている。現在もっともプレイしやすいのはPS4版、3DS版。これはスマホ用にリメイクされたものを元にしている。

バイバイ!

2017/08/09

【ヒロイン探329】作戦名ラグナロク

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その329〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
作戦名ラグナロク(オペレーションラグナロク)

[プレイできる環境]
アーケード、PS4

[どういう感じ?]
ピクセル、横スクロールSTG
プレイアブルキャラ3人、うち1人がヒロイン



未プレイです。

戦闘機に紅一点

近未来、太陽系にまで進出した人類の前に、暴走した無人兵器が襲い掛かる。くっきり大きめのグラフィックで迫力よし、アップテンポなハードコアテクノ(ジュリアナ系)で調子よし。明るいゲームだ。

ヒロインの名は〈ミス・シャルロット〉もしかしたら乗っている戦闘機の名前かもしれない。さっぱり切った短髪に軍服のまじめそうな女性。ゲーム中でちらっと拝める顔グラはリアル調、新人女優みたいな雰囲気。

まっ、ゲーム中で常に動かすことになるのはけっきょく戦闘機なんだけどね。この戦闘機がカッコいい。というのも、他STGに比べて大きめに描かれており、迫力があるから。

ところで流れる音楽がジュリアナ系のハードコアテクノ。そのギザついた盛り上がり方が、意外にもゲームに合う。ひょっとしてシャルロットがこれを流しながら戦っているのだろうか。まじめに見えてイケイケの女性なのかもしれない。

……なんて、勝手なことを妄想できるのがヒロインのいるゲームの癖になるところ。たとえゲーム中で1、2回しかヒロインの顔が映し出されないとしても、ヒロインの存在を感じさせる余地さえあれば、それでいい。



元はアーケード作品。今年の8月10日、移植版がPS4にて配信される。移植はアケアカシリーズの流れ。なので同シリーズが展開されているニンテンドースイッチなどにも配信されるかもしれない。

バイバイ!

2017/08/08

【ヒロイン探328】武蔵巌流記

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その328〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
武蔵巌流記(ムサシ ガンリュウキ)

[プレイできる環境]
アーケード、ネオジオ

[どういう感じ?]
横スクロールアクション
プレイアブルキャラ2人、うち1人がヒロイン



未プレイです。

しのびのむすめ

江戸時代が舞台。けど超身体能力の忍たちに、近代兵器搭載のからくりに、やることはやっている架空の日本。しかしこの大雑把さこそが魅力的。

ヒロインの名は〈雀(すずめ)〉忍として育てられた女の子。孔雀色の軽装にショートヘア。性格も正義漢な感じで、いたって普通のキャラ。しかしゲーム世界においては、クセがないのも一種の属性。

ゲームではジャンプにスライディング、鉤爪による立体起動、足場に掴まりかろやかに動き回ったり、一方で攻撃は太刀を振るだけの簡素さ……ストライダー飛竜に似ている?

和風ストライダー飛竜と考えると、かなり貴重なゲームか。しかも本元になかったキャラ選択があり、そのうちひとりは雀というヒロイン。うまい立ち位置ではないかしら。



今のところアーケード(ネオジオ)版のみある。ところが日本未発売。和風ゲームなのに日本未発売とは。移植だってされていない……と思いきや、なんと今年9月、ドリームキャストに移植される予定だそうで。

ドリキャスそのものは古いハード。だけど熱烈なファンが多く、オリジナルゲームの発売や、武蔵巌流記のような移植が年に1、2回みかけられる。まっ、それでもプレイ環境が微妙なことには変わりない。

【ドリキャス版のソース記事】
※英語サイトです

バイバイ!

2017/08/05

【ヒロイン探327】ソルディバイド

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その327〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
ソルディバイド

[プレイできる環境]
アーケード、PS、など

[どういう感じ?]
横スクロールSTG
プレイアブルキャラ3人、うち1人がヒロイン



未プレイです。

精霊めいた女魔道師

剣と魔法のファンタジー。3Dモデルをもとにしたピクセルは滑らかなアニメーションと重々しさを両立。血なまぐさく、おどろどろどしいファンタジー世界を再現してみせている。

ヒロインの名は〈ティオラ〉魔道師だが、さわやかな軽装に身を包んでおりエルフや精霊のよう。釣竿のように細い杖が、これまた熟練の魔道師っぽさがあって渋い。ゲーム中では魔法を放ち、杖で敵を殴り倒す。

横スクSTGなので、ティオラも横顔を向けたままぷかぷか飛んで戦う。この基本の格好が情けない。人間を動かす横スクSTGは、どれもこの欠点を抱える悲しみ、デススマイルズスト魔女白銀の翼……慣れるしかない。

ところで、STGにも関わらず純ファンタジーなゲームは珍しい。会話シーンがあったり、いかにもな異世界地図を拝めたり、雰囲気つくりも徹底している。ヒロインを動かしなりきる気持ちも高まろう。



元はアーケード作品。アーケードの移植でセガサターン版、PS版、PS2版がある。PS版とPS2版に関しては、ゲームアーカイブスに対応などはしておらず。

バイバイ!

2017/08/04

【ヒロイン探326】サムライスピリッツ

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その326〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
サムライスピリッツシリーズ

[プレイできる環境]
さまざま

[どういう感じ?]
対戦格闘ゲーム
プレイアブルキャラ多数、ヒロイン多数



アイヌのあの子も出るゲーム

なんちゃって和風、なんちゃって江戸時代を舞台につばぜり合い。侍、忍者、騎士に妖怪、なんでもござれの百鬼夜行。血しぶき、打ち首、無残も見もの。殺し殺され格闘ゲーム。

元はアーケードで展開されていたシリーズ。

サムライ!!とタイトルに表記されているけれど、それは男だけ。ゲーム中に女サムライは出てこない。代わりに架空アイヌ娘ナコルルを代表とする、キャラの立ったヒロインたちを拝むことができる。

一人でも、ギルティギアの梅喧みたいな女サムライがいてくれたらなー。とは思ってしまう。シリーズはそれなりに続いてキャラも増えていったけれど、けっきょく女サムライは一度も出てこなかった。ある意味、こだわりなのかもしれない。

とはいえヒロインはどれも素敵。アイヌ娘のナコルルはクセのないキャラだし、ナコルルから派生した亜種キャラも数人いたり。弓を使う女の子や、悪の幹部みたいな珍しいタイプの巫女がいたり。和風ヒロインのバリエーションに目を見張る。

格ゲーはこの〈無理やり目立たせたような味付けのキャラ〉が醍醐味っすね。
アイヌのあの子も、元はそんな感じ。けど奇跡的に万人受けするキャラに。



シリーズ各タイトルが様々なハードに移植されている。
現在の環境でプレイできるものは少ない。

最近だと〈サムライスピリッツ零SPECIAL〉が、新しくPS4、PSvitaに移植発売予定となっている。通称〈零スペ〉サムスピシリーズの中でも評価が高いタイトル。2017年内には発売予定らしい。

バイバイ!

2017/08/01

【ヒロイン探325】ローリングサンダー2

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その325〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
ローリングサンダー2

[プレイできる環境]
Wii、ニンテンドースイッチ(NS)、など

[どういう感じ?]
ピクセル、横スクロール、アクションSTG
プレイアブルキャラ2人、うち1人がヒロイン



未プレイです。

女スパイあらわる。

現代が舞台。世界に暗躍する秘密組織へと単身潜入、優雅な身のこなしと銃さばきで敵の本部を目指すのだ!

ヒロインの名は〈レイラ〉ピンクのワンピースと白タイツのビビットな姿が大人の魅力をかもし出す。すっきりしたキャラデザは、女スパイ感を高めるのに一役買っている。少々古臭さもあるけれど、それもまた味。

キャラデザ自体はよろしい。ゲーム中の動きは少々気味悪い。歩きモーションはシャカシャカ競歩で、虫を眺めている気分。けれど悪いところはそのくらい。

前作〈ローリングサンダー〉の主人公は男性だった。その男性はこのローリングサンダー2でも登場している。けれどなぜか主人公から2Pキャラに格下げされてしまっている。前作主人公を蹴落としてヒロインに君臨したレイラさんでした。



元はアーケード作品。Wii、NSに移植されている。
NS版は単品ではなく〈ナムコミュージアム〉に収録されていることに注意。

バイバイ!